ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム住宅ローン:変動金利から固定金利に変える理由について
執筆者
AFP(日本FP協会認定)
住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長 黒田 恭史 が執筆しました。
2022年9月5日の日経新聞朝刊に「運用部ショック」についての記事が掲載されております。
これは1998年から99年にかけて起きた「金利の急騰劇」を指します。当時の旧大蔵省の資金運用部の突然の国債買い入れ停止により金利が0.6%台から2.4%台まで一気に4倍に急上昇したことです。
現在日銀は、長期金利の上限を0.25%程度にする「指値オペ」という政策により、金利上昇を抑えるために大量の国債を買い続けています。
当時の資金運用部は発行額の30%の保有割合だったものが、今の日銀では50%になっています。
日本の国債市場のこの「ゆがみ」はいつか必ず修正されますが、修正された場合はどうなるのかを考えておく必要があります。
「修正される」とは国債の売りが加速することであり、その売りを日銀が全て購入することになれば、異常な金融緩和策となりインフレやバブル、スタグフレーションにもなりかねません。
日銀の金融緩和策は黒田総裁の就任から9年経ち、その任期は来年の3月までとなりますが、この9年間で溜まった「ゆがみ」はいつ暴発しても不思議ではありません。
金融機関による「住宅ローン借り換えキャンペーン」が気になります。
その日はもう間近に迫っていると考えております。
「歴史は繰り返さないが、韻をよく踏む」
(マークトウェイン:米小説家)
茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】
この記事を読んだ人は、こちらの記事にも興味を持っています。
- 円でする借金(=住宅ローン)は米国ドルで返済する!
- 住宅ローン返済と円安の関係性について
- はじめての住宅ローン審査:2種類のポイントについて
- 住宅ローンの借り換えキャンペーンに乗るべきなのか?
- つくばエクスプレス(TX)沿線に住む魅力を語る!
- インフレと住宅ローン金利選択の見直しについて
- ファイナンシャルプランナーが考える「インフレ時の住宅購入のタイミングについて」
- スタグフレーション下における日米の住宅購入事情から読み解く今後の取るべき対応策について
人気コラムベスト3
ご相談者様の声VOICE
-
最初から最後までずっと味方になってくれて、
大変感謝しております!(千葉県船橋市 S様)
-
元々、夫婦で賃貸物件に住んでいてそこまで「マイホーム」の事は近々で考えてはいませんでした。そんな中、住んでいる部屋から一部水漏れが発生!... 続きを読む
-
我が家の現在と将来をきちんと考えて下さったのが
「おうちの買い方相談室」でした!(茨城県つくば市 F様)
-
初めて「おうちの買い方相談室」に相談したのは、土地の購入を考えた時です。現在の収入で住宅ローンを組み、最後まで支払いが出来るのか?住宅ローンの審査が通るのか?不安になり、ご相談いたしました。実は、他のFPさんとも... 続きを読む
ファイナンシャルプランナー(FP)による住宅購入・住宅ローンなどの無料相談予約 受付中です。
下記のようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。
- 住宅購入や住宅ローンについてどこに相談して良いか分からない
- 住宅ローンで変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか
- 住宅価格が高騰していて買えないのでは・・・
- 初めての住宅購入の際、まず何をすればよいのか分からない
- 住宅展示場に行くと営業マンに売り込まれそうで怖い
- お家の建築費以外にかかる費用の詳細が知りたい
- 自分の理想のお家を建ててくれる住宅会社が見つからない