ファイナンシャル
プランナー(FP)コラムインフレと住宅ローン金利選択の見直しについて
執筆者
AFP(日本FP協会認定)
住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長 黒田 恭史 が執筆しました。
コロナ禍とロシアのウクライナ侵略による影響は世界的なインフレ現象をもたらし、特に米国やヨーロッパでは物価が8%以上高騰しています。日本においても、同様に過去30年以上継続したデフレから脱却して2%程度の物価上昇になっています。
又、日銀の金融政策も黒田総裁の在任期間中には変更がなく、金利は低いままに抑えられると考えられています。
一方では物価に大きな影響を与える「為替」についても、世界の中央銀行がインフレ抑制の為、政策金利を上げているというスタンスの中で、日本は貿易赤字の定着による「円安」が進行しており、今後の為替動向を注視する必要があります。
「円安」の大幅な進行は、更なる物価上昇を招きます。
現在の物価高による生活費への圧迫は、一過性ではなく今後も継続すると考えられるため、住宅ローンの支払いにも当然大きな影響を受けることになります。
(日本の場合は、「物価高の景気悪化」(=スタグフレーション)の可能性もあります)
現状の住宅ローンの金利選択は、変動型が約70%、固定型が約30%といわれています。
(米国では変動型約10%、固定型約90%)
現在は住宅ローンの変動と固定の金利差が開いていることにより、毎月の住宅ローンの支払額を軽減する目的で「固定から変動に借り換えるのはどうか?」との相談を受けることが多くなりました。
住宅ローンは一般的には「人生において最大の借金」ともいえます。
変動金利の目先の金利水準は低いかも知れませんが、その名の通り「変動」するもので、ましてやその上限はありません。
「住宅」という生活の基盤になり、家族にとっても大切な自宅購入の支払総額が未確定ということは「人生においての最大のリスク」と考えます。
物価上昇による住宅ローン対策は他にも多くあります。
どの様な対策があり、自分はどの対策を取るのがよいのかを悩まれている方は、住宅購入診断士の資格を持つ「おうちの買い方相談室つくば店」のファイナンシャルプランナーに是非ご相談下さい。
茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】
この記事を読んだ人は、こちらの記事にも興味を持っています。
- 円でする借金(=住宅ローン)は米国ドルで返済する!
- 住宅ローン返済と円安の関係性について
- はじめての住宅ローン審査:2種類のポイントについて
- 住宅ローン:変動金利から固定金利に変える理由について
- 住宅ローンの借り換えキャンペーンに乗るべきなのか?
- つくばエクスプレス(TX)沿線に住む魅力を語る!
- ファイナンシャルプランナーが考える「インフレ時の住宅購入のタイミングについて」
- スタグフレーション下における日米の住宅購入事情から読み解く今後の取るべき対応策について
人気コラムベスト3
ご相談者様の声VOICE
-
最初から最後までずっと味方になってくれて、
大変感謝しております!(千葉県船橋市 S様)
-
元々、夫婦で賃貸物件に住んでいてそこまで「マイホーム」の事は近々で考えてはいませんでした。そんな中、住んでいる部屋から一部水漏れが発生!... 続きを読む
-
我が家の現在と将来をきちんと考えて下さったのが
「おうちの買い方相談室」でした!(茨城県つくば市 F様)
-
初めて「おうちの買い方相談室」に相談したのは、土地の購入を考えた時です。現在の収入で住宅ローンを組み、最後まで支払いが出来るのか?住宅ローンの審査が通るのか?不安になり、ご相談いたしました。実は、他のFPさんとも... 続きを読む
ファイナンシャルプランナー(FP)による住宅購入・住宅ローンなどの無料相談予約 受付中です。
下記のようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。
- 住宅購入や住宅ローンについてどこに相談して良いか分からない
- 初めての住宅購入の際、まず何をすればよいのか分からない
- たくさんある住宅会社の中からどんな基準で選ぶの?
- 住宅展示場に行くと営業マンに売り込まれそうで怖い
- 住宅ローンはいくらまでなら借りても良いのか不安がある
- お家の建築費以外にかかる費用の詳細が知りたい
- 自分の理想のお家を建ててくれる住宅会社が見つからない
- 住宅購入で「土地」と「住宅」どちらを優先するのか?
- 転職や地元にUターンするかも知れない
- 店舗併用住宅や賃貸併用住宅を建てたい
- リノベーションされた戸建てを購入したい
- リノベーションについて相談したい
- 子どもの学区と住宅購入を両立させたい