ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム災害に備える避難生活を想定した備蓄品の準備
執筆者
TLC(生命保険協会認定FP)
2025年度 MDRT成績資格会員
お客様の為に!
エグゼクティブライフエージェント 日本一スキーの上手なファイナンシャルプランナー!齊藤 基幹

みなさん、こんにちは!!
今回は台風なども多いシーズンですので、災害への備えのお話をさせて頂きます。
実際に私の友人は数年前の長野県の豪雨災害時の千曲川の反乱により、自宅一階部分が水につかり自宅の建て直し、リンゴ農家を営んでいた畑は泥水で埋まりその年の収穫はほぼできず、畑の泥出し作業にも半年以上の時間がかかりました。
避難時に関しても夜中の避難指示からすぐに高台への避難をしたためケガなどはありませんでしたが、本当にまわりの貴重品しか持ち出せず生活の立て直しに数年かかということがありました。
住宅を持った後のこういった事態に備えるのも大事かと思います。
もしもの事態に備えて
地震、台風、大雨、噴火など、自然災害はいつどこで起こるかわかりません。日本は特に災害の多い国であり、私たちは日頃から「もしも」の事態に備える意識を持つ必要があります。その中でも重要なのが、「避難生活」を前提とした備蓄品の準備です。しかし、「何を、どれくらい、どのように備えるべきか」は、多くの人にとって悩ましい問いでもあります。
災害時、自治体や支援団体の支援が届くまでには、一般的に3日〜1週間程度の時間がかかると言われています。その間、自力で生活するためには、最低限の食料・水・生活用品が必要不可欠です。では、どのような備蓄が現実的なのでしょうか。
何を準備しておくべきか...
まず、水は一人1日3リットルが目安とされています。これは飲料水だけでなく、食事や手洗いなどを含めた量です。家族4人なら、3日分で36リットル。容器や保管場所を考慮して、ペットボトルやタンク型の備蓄を工夫する必要があります。
次に食料ですが、非常食として有名なアルファ化米やレトルト食品、缶詰などが挙げられます。特に、加熱不要でそのまま食べられるもの、賞味期限が長いものを選ぶと良いでしょう。また、災害時は精神的なストレスが大きくなるため、甘いものやお菓子など、「ホッとする食品」も大切な備蓄品です。
生活用品としては、懐中電灯や携帯ラジオ、乾電池、モバイルバッテリーが必須です。停電が続く中で、情報源と灯りの確保は非常に重要です。加えて、ウェットティッシュ、簡易トイレ、消臭スプレー、マスク、生理用品など、衛生面を支えるアイテムも忘れてはなりません。
定期的な確認
ここでひとつ、自問してみてください。「この備蓄品で、本当に3日間、生活できるだろうか?」と。例えば、乳幼児がいる家庭ならミルクやおむつ、アレルギーのある家族がいれば対応食品、ペットを飼っているならペットフードやトイレ用品が必要です。このように、家庭ごとの事情に応じた“オーダーメイドの備蓄”が求められます。
また、備蓄品は準備して終わりではありません。定期的な点検と入れ替えが必要です。「ローリングストック法」という考え方があります。これは、普段から少し多めに食料や日用品を買っておき、日常生活の中で使いながら補充していく方法です。賞味期限切れを防ぎ、備蓄品の管理がしやすくなるメリットがあります。
最後に...
最後に、備蓄は物だけではありません。家族間での安否確認方法や集合場所の確認、防災アプリの導入、地域の避難所の位置確認など、情報と行動の備えも非常に重要です。災害時には「知っているか」「準備していたか」で明暗が分かれます。
災害は防ぐことはできなくても、備えることはできます。「避難生活」をリアルに想定し、自分と家族の命を守るための備蓄品の準備を、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
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