ファイナンシャル
プランナー(FP)コラムインフレ対策と繰上げ返済について
執筆者
AFP(日本FP協会認定)
住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長 黒田 恭史 が執筆しました。
世界的なコロナ感染は依然として収束の目処は立っておりませんが、ウイズコロナ時代の「新常態」としてワクチンの開発を始め、経済活動との両立を図る動きも出てきました。
コロナ禍対策として、世界各国で取られている財政・経済対策により景気刺激策として当面は低金利の状態が継続するものと予想されます。
一方、日本においてもマイナス金利政策によるインフレ2%の物価目標が取られておりますが依然としてその効果は表れておりません。
しかし、日本の財政赤字と国民の金融資産との比較で将来を見据えると住宅ローンを利用している場合には特に悪性のインフレ対策をとる必要があります。
インフレで物価が上がる場合の要因のひとつに「円安」があります。
為替レートが大幅な円安になると輸入価格が急騰して生活費を圧迫し、住宅ローンの返済が計画通りに行かなくなります。
その対策として「外貨資産」を貯蓄しておく方法があります。
極端な円安が進行した場合にその「外貨資産」を「繰り上げ返済」の財源として利用することで毎月の返済額の軽減や完済することも可能になります。
「外貨資産」の準備については、各自の金融資産額や家族構成、収入や年齢などにより異なります。住宅購入診断士の資格を持つ「おうちの買い方相談室つくば店」のファイナンシャルプランナーに是非ご相談下さい。
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