ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム2024年倒産件数が前年比36パーセント増加!!
執筆者
住宅ローンアドバイザー
2025年度 MDRT成績資格会員
『ずっと安心で最適な状態』お客様の幸せづくりを
エグゼクティブライフエージェント 全力でサポートします!!!山口 忍樹

こんにちは^ ^山口です!
2024年は倒産件数が前年比36%増加というニュースが入ってきましたね。帝国データバンクを見ると今後も増加傾向になるということで、これから住宅を考える方も不安材料になっていることかもしれません。
今はインスタやTIKTOKなどのSNSの情報で住宅を考えている方が増えてきています。
もちろん、住宅購入は人生で大きなイベントですし、その夢の実現に向けイメージはとても大切です!
ですが、実際にインスタやTIKTOKの情報を元に家づくりをして、例えイメージ通りにお家が完成したとしても任せた会社が倒産してしまっては、大切な我が家のメンテナンスやアフターは個人の責任と負担になってしまいます。
これがどれほど怖いかはのちほど私の元住宅営業マンとしての経験談を載せますので文末までお付き合いいただければ嬉しいです。
まず私は元々注文住宅の営業を長くやっていましたので、注文住宅の購入を考える上での最低限のポイントを5つ、、、
①会社力(経営状態・規模・財務状況・ブランド力など)
②商品力(高気密・高断熱・地震対策・メンテナンス・長期優良住宅・快適設備など)
③価格力(適正価格・コストパフォーマンス・基本標準価格・オプション価格など)
④設計力(自由度・空間提案力・イメージ実現力・収納力・家事動線・電気配線や照明)⇔SNSでの情報とリンクしている部分ですね!
⑤営業力(知識や経験が豊富・資金計画の精度・住宅ローン・税金・各セクションとお客様との立ち回りなど)
上記の5つのポイントが一つでも欠けることなく優れている会社を選択することで、家づくりが成功の道はグッと近くなると思いますので、是非、参考にしてください。
この中でも①会社の経営というところで私の経験談をお伝えします。
私は丁度19年前の2005年11月25日に木造注文住宅ハウスメーカーに入社しました。
会社は1971年に設立し静岡県浜松市に本社を置き、従業員1714名の全国で144か所に展示場があった中堅ハウスメーカーでした。
私自身、初めての営業経験で1年目はとても苦労をしたのを、今でも鮮明に記憶しています。2年目やっと営業という仕事にも少しずつ慣れてきて「さぁー、3年目頑張るぞ!」と2009年の元旦に決起をし、目標立てて一年頑張ろうと思った矢先・・・
1月29日の朝、10時からの朝礼中のことでした。普段朝礼には参加しない部長がバタバタと走ってきてドアを急に開けて「みんな聞いてくれ!今日、会社が潰れた。。。
とりあえず、今日は指示があるまで、ここから一歩も動かないでパソコンも電話も何も手をつけないでくれ。」と。。。
ドラマのような状況で頭の中が真っ白になり、どういう状況かわかりませんでした。
その日は新規のお客様と工場見学を予定していたので、それはどうなるの?今月契約予定の方は?工事中のお客様は?会社からの指示はすべてキャンセルしてくださいとの一点張りでした。
そんな中、その日のうちにお引渡ししたお客様からニュース見ました。家のアフターはどうなるの?と電話があり。どうすることもできない自分の無力さに、その日は丸一日ずっと泣いていた自分の人生でもかなり辛い一日でした。
信頼して任せてくださったお客様はもっと辛かったと思います。。。
富士ハウスの倒産は事件として扱われ、多くの被害者も出ました。そして法改正もされて、建築中に倒産したとしも新築の完成保障が義務化されました。
ただ、新築の完成までが保障されるだけで、定期点検やアフターメンテナンスは保障されません。完成してからは、自己責任と自己負担です。
会社の倒産はとても残酷です。冒頭に書きましたが、インスタやTIKTOKでの情報も大切ですが、家を建てる会社・購入する建売・マンションなど様々な選択肢がある中で、住宅は買い替えが難しいと思いますので、コラムを見ていただいた方には是非、会社の経営というところにも目を向けていただけると幸いです。それを前提として、予算を考えながら優先順位をつけて夢を乗せていくことで、将来の満足度も上がると考えます。
皆様がこれから検討する会社、今検討している会社は大丈夫でしょうか?
ご紹介制度もありますので、是非、皆様の今後のお家の買い方をご相談いただければ嬉しいです!
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