ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム

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昔と今~おうちの違い~

執筆者

宅地建物取引士
住宅購入診断士
2級FP技能士

なんでもご相談あれのスーパーマン
エグゼクティブライフエージェント

福士 和希 が執筆しました。が執筆しました。

もうすぐ2023年が終わりを迎える。
また新たな年が来る中で、時代時代で色々と変化が起きる。

おうちの変化もどうなるか?

その中でこれまで「おうちの変化」がどのようにあったのかを見ていこうと思う。


住宅ローンの変化

住宅ローンを組まれる方が、約9割という中で昔と今の違いは。。

「バブル景気 1980年代後半~1990年初頭」
約8%前後の金利
(例)5000万円住宅ローン 35年返済 8%金利として
   毎月返済額 355,130円

「ゼロ金利政策 優遇金利スタート」
1999年初頭~」
約0.8~1.5%前後の金利
(例)5000万円住宅ローン 35年返済 1.5%金利として
   毎月返済額 153,092円

「今現在の金利 ゼロ・マイナス金利を受けて」
約0.4~0.7%前後の金利
(例)5000万円住宅ローン 35年 0.7%金利として
   毎月返済額 134,260円
※銀行によっては、0.3%台の金利もあり。

上記の通り、時代によって金利一つとってもこれだけの違いがある。おうちを購入するタイミングによっても大きくお金の部分で変わってきますね!

建物の変化

■壁材や床材の違い
昔:土壁、畳
今:石膏ボード、フローリング
→昔は畳が当たり前でしたが、今現在では90%以上がフローリング。ポイントで畳を使う位となっています。

■部屋の区切り、考え方
昔:襖で部屋を区切る
→大部屋にすることも可能。あまり隠し事もないような空間が広がる。
今:部屋を箱で作るようになり、それぞれドアがついている。
→目的用途ごとに部屋を作る為、簡易に部屋を変えられない。

■建物の構造
昔:木造建築
今:木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等
→幅広い形での建物が出来るように技術も進化している。

■間取りの違い
昔:4~5LDK(中には6LDKも)
今:3~4LDK
→少子高齢化からお子様がいる世帯も少ない(1~2人)。昔は、4人前後が多くそれに伴い、部屋数も変化が起きている。また、LDK(リビングダイニングキッチン)というのもここ最近か。昔は、LDKも一体となっていることが少ない。今はリモートワークも多い為、ワークスペース等も間取りの中に組み込まれていることが多い。

■建物価格の違い
(例.35坪二階建ての木造の家を建築)
昔:1500万円前後(平成元年頃)
今:2800万円前後
→インフレにて値段上昇の今、同じ建坪を建築するだけでもこんなにも違いが。

土地の変化

昔:開発段階のため、駅周りも未開発の土地が多く、供給量として数多く不動産が存在
今:多くの場所で駅周りの開発は終わり、開発したい土地がない状況。あるとすれば駅から距離がある場所となる。
→おうちを建てたい方は、必ず「土地」がないと建てられません。多くの方は土地探しに時間がかかります。なぜならば、その土地がないから!また土地が出てきたとしても、需要と供給のバランスが取れてないので出てきてもすぐに土地は売れてしまう時代に。また土地を売る人も需要が多い中で土地も少ない為、高値で売却できるという流れになり、価格も上昇気味に。

とまぁ、その他にも色々と伝えたいことは山程ある。

昔からの流れを知る中で、今をどう捉えて購入をしていくのか。

昔みたいに戻ることはないですし、今後の未来を考えるとどんどんまた「変化」が訪れるだろう。

今できること、すべきことを考えて、適正な判断をすることがより重要になっていくだろう。

そんな中で、やはりプロに相談をしていくこと。しっかりと情報をキャッチして今後のおうちの購入へ進んで頂きたい。

茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】

エグゼクティブライフエージェント 福士 和希

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