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住宅購入 決断するためのコツ

執筆者

AFP(日本FP協会認定)
住宅ローンアドバイザー

将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長
黒田 恭史 が執筆しました。

多くの人は住宅購入を決断する際に悩みが尽きないものです。
今回は、悩みすぎて住宅購入へ最後の一歩を踏み出せない方へお話ししていきます。


1. なぜ住宅購入は決断が難しいのか

  1. 多くの人が住宅を購入することが初めてであるため
    →ほどんどの人は洋服を買ったことがあると思います。その経験からこの服は自分に合っている、合っていないということを判断できるため、自分で洋服を選んで購入することができると思います。しかし、住宅購入はほどんどの人が初めてのため、何を基準に選んだらいいのかなかなか判断ができず、決断が難航してしまいます。
  2. 理想通りの住宅が存在しないため
    →せっかく住宅を購入するからには、皆さんまずは理想のマイホームをイメージすると思います。広くて明るいリビング、高い天井、広いお庭、駅から近い、閑静な住宅街、お買い得なお値段など、人それぞれ様々な理想があると思います。そんな理想通りの住宅があったら誰も悩んだりしないと思います。実際、自分が理想に掲げるイメージは他の人も理想としていることが多い為、とても人気物件であり、もうほどんど残っていないのが現状です。そんな中で見つけても非常に高額で買えないことが多いため、価格含め理想通りの住宅はほぼ存在しないと言えます。
  3. 住宅ローンをちゃんと返済していけるか想像できないため
    →多くの人は住宅を購入するにあたって住宅ローンを組みます。しかし、ほどんどの人はそれまでに何千万円というローンを組み、何十年もかけて返していくなんてことをしたことがありません。しかもちゃんと返していけるかどうかの判断の仕方もわからないため、不安になってしまう人が多いのも当然だと思います。

2. 住宅購入を決断するためのコツ

  1. 自分たちの希望をまとめること
    →まずは、自分たちの理想とする住宅の条件を一つずつ挙げていきましょう。そして絶対に譲れない条件と場合によっては妥協しても良い条件に仕分けをしておきましょう。
  2. 住宅見学を始める前に予算上限を確定させること
    →住宅購入に限ったお話しではないですが、良いものは高いです。金額の高い住宅会社やお土地を見に行くとやっぱり良いと思ってしまいます。そうすると、そうでないものを見たときにしっくり来なくなってしまいます。結果、自分たちの理想と現実に大きな差ができてしまい、ないものねだりの住宅探しになってしまいます。
    そうならないためにも、まずは自分たちが住宅にいくらまでかけて良いのかしっかり確かめてからその予算内で探していくようにしましょう。
  3. 物件の決断は100点満点にこだわらないこと
    →良い物件は必ずと言っていいほど高額物件です。予算を気にせず購入できるのであれば100点を目指すこともできるかもしれませんが、ほどんどの人は予算が限られます。そんな中で探していくには、先程挙げた譲れない条件以外のところは妥協することも視野に入れておきましょう。目安は70点を合格ラインにしておくと良いと思います。

3. まとめ

一生に一度の住宅購入。誰しもが右も左も分からないところからのスタートですが、ずっと住んでいくマイホームですので失敗はできません。
もし失敗すると、毎日の生活の中で『ああしておけばよかった、こうしておけばよかった』と失敗を思い出しながら生活していくこともありえます。
しかし、ずっと悩んでいても住宅を購入することはできません。
素敵な住宅を購入できた、納得して購入できたと思えるように、この内容が皆様のこれからの住宅購入の参考になればうれしいです。
もし希望条件の出し方や仕分けの仕方が分からなかったり、住宅予算の決め方が分からない時は、私たちが1からお手伝い致しますのでいつでもお気軽にご相談ください。

茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】

つくば店店長 黒田 恭史

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