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住宅ローンに対して、繰り上げ返済という考え、ありかなしか

執筆者

宅地建物取引士
住宅購入診断士
2級FP技能士

なんでもご相談あれのスーパーマン
エグゼクティブライフエージェント

福士 和希 が執筆しました。が執筆しました。

人生で一番高い買い物、それは「住宅購入」。

色々な悩みがある中で、お金の話は頭を悩ませるものです。
住宅を購入するときに特に重要なお金の部分、「住宅ローン」。
どういう借り方をした方が良いのか?変動金利?固定金利?
頭金は入れた方が良いのか、どうなのか?
そんな中で繰り上げ返済という手法があるのはご存じでしょうか?

繰り上げ返済…毎月の住宅ローンの決められている返済額の他に一部、別でローンを返済する仕組み。繰り上げしたその金額については、借り入れた金額の元金返済に充てられるため、利息軽減効果があり、ローンの総支払額を軽減できる。

またこの繰り上げ返済にも種類が二種類あるので下記にて見ていこう。

【返済額軽減型】

→住宅ローンの返済期間の変更はなし。月々の返済額を下げる効果あり。

このメリットとしては、月々の返済額が下がる為、毎月の家計の支出も抑えることできる。そうすると、家計の固定費が下がるので生活がしやすくなりますね!
但し、デメリットとしては返済期間の変更はない為、利息は長年払う可能性は残っておりますね。

【期間短縮型】

→月々の返済額の変更はなし。返済期間を短くする方法。

このメリットとしては、上記の返済額軽減型とは違い、返済期間を短くするため、余計な利息は払わなくてよくなるという考え方。金利削減効果もそうですし、当初の住宅ローンの予定よりも早く完済できるのも魅力的。但し、デメリットとしては月々の返済額は変わらない為、生活自体も今と特段変わらず。

上記が繰り上げ返済の内容となっています。
では、どちらが自分にとって良いのか?

それは、家庭の状況に合わせてどちらかを選択してみては如何でしょうか?
毎月の支出を減らしたい方は、「返済額軽減型」。早くローンを返したい方は、「期間短縮型」というように、その時のライフプランに応じて検討をしてみても良いかと思います。

ここ最近だと、晩婚化も進んでいる為、住宅購入をするときの年齢も上がってきております。

※国土交通省によると、注文住宅を購入した世帯主のうち最も多い年代は30代で、購入の平均年齢は44歳となっています。

例えば、44歳の方が35年の住宅ローンを組んだとすると、最終返済時の年齢は79歳。
果たして79歳まで仕事をしているのでしょうか?
この場合、繰り上げ返済の期間短縮型を選択すると、金額にもよりますが、75歳や70歳みたいな形で現実的な「返せる年齢」に近づいてきます。

頭金ではなく、繰り上げ返済でお金を使用した方が良いケースもあります。
団体信用生命保険をかけているから、繰り上げ返済を焦ってしなくてもよいという考えもありますし、住宅ローン控除との兼ね合いも含めて繰り上げ返済のタイミングもどうした方が良いかという視点もあります。

自分自身に何が合っている、最適なのか。
まずは、おうちの買い方相談室にご相談してみては如何でしょうか?

茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】

エグゼクティブライフエージェント 福士 和希

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