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インフレによる予測・対策

執筆者

AFP(日本FP協会認定)
住宅ローンアドバイザー

将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長
黒田 恭史 が執筆しました。

インフレという言葉を最近よく耳にする。みなさんはこのインフレをご存知でしょうか?インフレとは、「物価上昇」のことを言います。今現在、このインフレはどちらかというと悪いイメージで捉えがちです。モノの値段が上がれば生活が苦しくなる。そんな風に考えてはいませんか?

では、このインフレがもたらすものと今後をどのようにしていかなければいけないかを予測しながら考えてみる。

上記で伝えた通り、インフレ=物価上昇、すなわち、「お金の価値が下がること」を意味します。例えば、今まで100円で買えたりんごが200円を出さないと買えなくなってしまう。以前と同じものが2倍のお金を出さなくてはいけなくなったわけですから、お金の価値は2分の1になったということです。

そしてインフレは、「金利」とも深い関係性があります。モノの値段が上がるという事は、企業収益も上がるので、経済も豊かになります。そうするとお金の循環が良くなり、こういう時に金利は上がる傾向にあります。

しかし、今の日本はどうでしょうか?

モノの価値が上がり、インフレが起きている中で経済が良くなり、私たちの年収は同時並行で上がっているのでしょうか?

違いますよね。

ここ数十年、残念なことに日本の平均年収は横ばいです(今現在の平均年収は、約440万円)。

その中で、このインフレがイコール日本の経済が良くなっているから起きているという事にはならないのではと感じます。当然、国内だけではなく、世界経済や世界事情も含めた上でインフレが起きている事も言えるのですが、ではこの現状を考えた時にどのように動かなくてはいけないかということです。

インフレ対策には、大きく2つの策があると思います。一つ目に、株式市場を捉えると言う事です。上記で説明した通り、インフレ時には企業活動が活発になり、株価が上昇します。貨幣価値は下がるかもしれませんが、株価は上がるので資産は目減りしません。二つ目に、為替=外貨です。インフレは円安を引き起こしやすいので、円を外貨にしておき、その局面になったら円に変える事も一つの方法かと思います。

そもそも、今の日本の銀行での定期預金や普通預金の利率もほぼ0%と言われています。今の銀行にお金を預金していたとしても、30年後にはインフレだけでそのお金は半分になってしまいます(インフレ率2%として)。

上記策を講じた上で、今出来る事、やれる事はいかに大事なお金を増やしていくかということです。

おうちを建てるにあたっては、資金確保も大事ですし、場合によっては繰上返済等も考えて動かなければいけない。

インフレが起きると言う事は、いろいろな部分で影響が出てきます。

最近のご相談では、住宅購入をするにあたり、ライフシミュレーションを実施。そこで出る大きな問題として、「35年住宅ローンを組んでも働いてない時までローン支払いがある」や「家を購入したとしても自分達の老後の時にお金が貯まってなく、赤字になっている」事が数多くあります。

時代時代により、その時かかえる問題は変わってきます。上記で記載した通り、これにあてはまる人やこれ以外でも悩みがある人、いらっしゃると思います。

何もしていない今だからこそ、立ち止まり、大事なそのお金の使い方を考えてみては如何でしょうか?

茨城県・千葉県のエリアで住宅購入、リノベーション、住宅ローンの見直し…等を検討されている方ならどなたでも無料でご相談頂けます。【オンライン相談・出張相談対応】

つくば店店長 黒田 恭史

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