インフレと繰り上げ返済

ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム

執筆者

AFP（日本FP協会認定）
住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長
黒田恭史が執筆しました。

2020年より続く原油高、世界的なコロナ感染、さらにはロシアのウクライナ侵攻による資源高などで、世界的なインフレが止まらない状況になっております。

ただ日本におきましては、マイナス金利政策によるインフレ2%の物価目標が取られておりますが、依然としてその効果はございません。
しかしながら、日本の財政赤字と国民の金融資産との関係から将来を見据えると今後国債の金利引き上げやインフレ加速も予想出来るかと思います。

インフレで物価が上がる要因に円安がございます。
円安になると輸入価格が高騰し、建築資材の価格や日々の生活費にも影響してきます。
輸入に頼る日本での影響は、絶大です。
そして、そうなると毎月の住宅ローンの返済にも影響を及ぼし、ご家庭により返済自体が難しくなる方もいらっしゃるかと思います。

その対策としてインフレに対応可能な『資産運用』や円安には『外貨資産』を持つなどの方法がございます。
今後、インフレ・円安が進行した際にも、こういった準備をしておけば繰り上げ返済の財源として利用する事で、いざとなった時の毎月の負担軽減やローン完済なども可能です。

おうちの買い方相談室成田店では、今後の金利の動向や住宅業界の現状など多方面に渡って分析を行い、住宅購入・住宅ローンのアドバイスを致します。

つくば店店長黒田恭史

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