知らなきゃ損する住宅購入費用①

ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム

執筆者

AFP（日本FP協会認定）
住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長
黒田恭史が執筆しました。

知らなきゃ損する住宅購入費用シリーズ①

こんにちは！
未来の幸せを守るアドバイザー、黒田です٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
今回から新しいシリーズが始まります！
『知らなきゃ損する住宅費用シリーズ』
お家づくりにおいて、知っていれば避けられるかも、抑えられるかもしれない費用をご紹介していきます^ ^
記念すべき第一弾はコチラ！

『つなぎ融資』

・・・・・・・ナニソレ！？((((；ﾟДﾟ)))))))
って思われた方も多いかと思います。
つなぎ融資とは、
注文住宅を建てる際の費用を一時的に立て替えててもらう融資のことです。
注文住宅を建てる場合、
・土地決済時
・着工時
・上棟時
・竣工時(完成時)
と、最大４回に分けて支払いをすることになります。
しかし、多くの銀行では竣工時の１回のみしか融資をしてくれません。
その為、土地決済、着工、上棟の際の資金は、別のローンで立て替える必要があり、そのためのローンがつなぎ融資なのです。
※建売住宅や分譲マンションの場合は、
代金を１回お支払いするだけなので必要ありません。
つなぎ融資を利用すると、
別途、融資手数料と金利が発生します。
銀行によって利用条件は様々ですが、多くの場合は、
融資手数料　約１０万円
金利　２～４%
となっております。
実際にどれくらいの費用がかかるのか、例を挙げてみます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(例)融資手数料１０万円、つなぎ金利３%、
土地代金２，０００万円、建物代金２，０００万円の場合
土地決済　２，０００万円　①・・・６ヶ月
着工金　　６００万円　　　 ↓ ②・・・４ヶ月
上棟金　　６００万円　　　 ↓ ↓ ③・・・３ヶ月
竣工金　　８００万円　　　 ↓ ↓ ↓
①土地決済から竣工まで６ヶ月かかった場合、
２，０００万円×３％÷３６５日×１８０日
＝２９５，８９０円
②着工から竣工まで４ヶ月かかった場合、
６００万円×３％÷３６５日×１２０日
＝５９，１７８円
③上棟から竣工まで３ヶ月かかった場合、
６００万円×３％÷３６５日×９０日
＝４４，３８３円
①　+　②　+　③　+　融資手数料(１０万円)
＝４９９，４５１円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記の計画だと、銀行にお支払いする費用だけで、
約５０万円もかかってしまいます_(┐「ε:)_
知らないとびっくりしてしまいますよね。
なので土地決済時や着工時には、
一旦自己資金から捻出したりすると費用を抑えることができます。(頭金を入れたくない場合、一旦自己資金から出しても、竣工時の融資実行で手元に戻すことは可能です。)
また、金融機関によってはつなぎ融資不要で、
４回分割で融資実行してくれるところもあります！
せっかくの楽しいお家づくりが思わぬ費用で躓かないためにも、
お家づくりのご計画を始める前にお家の買い方相談室へご相談ください(^^)

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我が家の現在と将来をきちんと考えて下さったのが 「おうちの買い方相談室」でした！ （茨城県つくば市　F様）: 初めて「おうちの買い方相談室」に相談したのは、土地の購入を考えた時です。現在の収入で住宅ローンを組み、最後まで支払いが出来るのか？住宅ローンの審査が通るのか？不安になり、ご相談いたしました。実は、他のＦＰさんとも... 続きを読む

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