ファイナンシャル
プランナー(FP)コラム住宅ローン金利を変動金利で借りる場合の注意点
執筆者
AFP(日本FP協会認定)
住宅ローンアドバイザー
将来の幸せを守るライフエージェント
つくば店店長 黒田 恭史 が執筆しました。
住宅ローン金利の水準は史上最低水準で推移しています。
2021年3月のフラット35の基準金利は1.61%です。
今後の金利水準については、コロナ禍の中の世界及び国内の経済状況によって左右されることは言うまでもありません。
米国では、最近の長期金利の上昇により、株式市場に大きな影響を
与えて大幅な調整局面を迎えました(2月25日と26日の2日間でニューヨーク市場は約3.3%下落しました)
世界各国のコロナ禍の感染対策として、巨額の財政出動により景気の底割れを防ぐ以上に景気が過熱する懸念さえもたれております。
又、日本国内の問題として政府の債務残高が名目GDP比で200%以上に膨らみ、戦後最悪でこの対策も急務になっています。
過去の同様の債務残高の削減策として、政府はハイパーインフレ策によりその債務を削減しました。
(1944年から1950年の間で卸売物価は約120倍になりました:統計のある日銀の1966年1月1日の長期プライムレートは8.4%)
このような状況の場合の変動金利の水準はどうなるでしょうか?(フラット35の過去の最高の金利は8.5%になっています)
よって、住宅ローンを変動金利で借りている場合にはこのような事態の対策が絶対に必要です。
ハイパーインフレで物価が急騰している時には為替水準は大幅な「円安」になっていることが予測されます。
その対策としては事前に「外貨資産」を保有しておけば、それを外貨から円に変換することで、円資産としての劣化を防ぐことが出来ます。
そしてその外貨資産を利用することで住宅ローンの残高を削減することも可能です。
具体的にどのような「外貨資産」で準備するのが良いのかは、それぞれの年齢や家族構成、年収、資産状況などによって変わります。
住宅ローンにおいて金利の選択は非常に重要です。
住宅購入診断士の資格を持つファイナンシャルプランナーに是非相談してください。
人気コラムベスト3
ご相談者様の声VOICE
-
最初から最後までずっと味方になってくれて、
大変感謝しております!(千葉県船橋市 S様)
-
元々、夫婦で賃貸物件に住んでいてそこまで「マイホーム」の事は近々で考えてはいませんでした。そんな中、住んでいる部屋から一部水漏れが発生!... 続きを読む
-
我が家の現在と将来をきちんと考えて下さったのが
「おうちの買い方相談室」でした!(茨城県つくば市 F様)
-
初めて「おうちの買い方相談室」に相談したのは、土地の購入を考えた時です。現在の収入で住宅ローンを組み、最後まで支払いが出来るのか?住宅ローンの審査が通るのか?不安になり、ご相談いたしました。実は、他のFPさんとも... 続きを読む
ファイナンシャルプランナー(FP)による住宅購入・住宅ローンなどの無料相談予約 受付中です。
下記のようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。
- 住宅購入や住宅ローンについてどこに相談して良いか分からない
- 初めての住宅購入の際、まず何をすればよいのか分からない
- たくさんある住宅会社の中からどんな基準で選ぶの?
- 住宅展示場に行くと営業マンに売り込まれそうで怖い
- 住宅ローンはいくらまでなら借りても良いのか不安がある
- お家の建築費以外にかかる費用の詳細が知りたい
- 自分の理想のお家を建ててくれる住宅会社が見つからない
- 住宅購入で「土地」と「住宅」どちらを優先するのか?
- 転職や地元にUターンするかも知れない
- 店舗併用住宅や賃貸併用住宅を建てたい
- リノベーションされた戸建てを購入したい
- リノベーションについて相談したい
- 子どもの学区と住宅購入を両立させたい